鼻翼縮小手術の傷跡を紀にされていましたが、再度の鼻翼溝に沿った切開はどうしても選択する気になれません。小鼻の傷跡は綺麗にならないというのが持論です。
今回の治療は鼻の穴の中から皮下組織ごと外の皮膚を鼻の内側方向へと引っ張ってしまおうという方法です。リッツ美容外科の広比先生がかなり前にアメリカの美容外科学会で賞をいただいたというもので、銀座の勉強会で再度話しを伺う機会があり、鼻の手術に組み合わせたという次第です。
症例
左

綺麗な鼻の方なのですが、鼻尖部分の下方延長を希望されています。
人中を短く見せたいという希望がありました。
鼻翼縮小の傷跡を改善させて、小鼻の張り出しを内側に寄せられないかと以前より聞いていたので、今回小鼻の治療をエーラーフラップという方法で治療するよとして同日の施術でした。

鼻尖の下方延長は耳の軟骨を使って行えています。
シリコンの高さも少し調整しています。
鼻翼の張り出し、少し内側に入り、傷跡が目立ちにくくなっています。
ほうれい線が浅くなっているのが分かりますでしょうか。
右


傷跡はかなり内側に引っ張られることで目立ちにくくなっています。
鼻尖部分は腫れているため、少し膨らんで見えますが、時間経過でもう少しはほっそりとします。
正面


鼻尖部分の下方延長を同時に行っているため、鼻先の腫れがあり、正面の鼻翼はより小さく見えていますが小鼻の横幅は短くなったと思います。
鼻翼縮小術後の傷跡修整は意外と困難であり、おいそれと引き受けるべきでないと考えていますが、エーラーフラップ法で内側に引っ張ることで傷跡を目立たなくさせる症例です。

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