涙袋のヒアルロン酸の注入において、内出血をできるだけ起こさない工夫は、まずしっかりと冷却をして、皮膚の直下に流れる血管を収縮させてあげます。そして、マイクロカニューレなどと言われる極細の先の丸くなった注入針で皮膚の出来るだけ浅いところを最低限のヒアルロン酸量で膨らませる。
 
ここで大事なことは注入直後はボコボコとして不自然に見えても、次の日あたりに綺麗な丸みを帯びるというヒアルロン酸の特性を利用して治療することではないでしょうか。

涙袋のヒアルロン酸のもうひとつの合併症とでもいいますでしょうか。変に膨らみ過ぎな涙袋や左右差は注入する層が深すぎることで起こっています。簡単な施術でも手を抜かずに基本に忠実。それでも内出血を起こすことはあります。

最後に使用する麻酔薬にエピネフリンという血管収縮薬を混ぜた局所麻酔薬を使うこととかかな。
 
余談ですが、目の下のクマたるみ取りの際に眼輪筋という薄い筋肉に高周波を入れると結構涙袋出来るんです。
 
 左目
撮影条件悪くて、ダウンライトで影ができていますが、涙袋が綺麗に描出されました。
 

 右目
涙袋のヒアルロン酸を入れたわけではございません。
目の下のクマの治療をしただけです。
 
 両目
クマがなくなって愛らしい綺麗な瞳です。
こんな涙袋形成もありますの話しでした。

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